オプトインメールとオプトアウトメール
ダイレクトメールやメールマガジンなどの 「広告/情報メール」 を配信する上で、最低でもこれだけは知っていなければいけない常識として、 「オプトイン」 「オプトアウト」 の知識があります。

オプトイン事前に配信の許可を得ているメール。
オプトアウト許可なしでメールを配信し、配信後、受信者が能動的に拒否する仕組み。
または、その行動。
オプトインとオプトアウト

と言っても、オプトアウトには、「事前オプトアウト」「事後オプトアウト」 という二種類があるようです。

「事前オプトアウト」 というのは、
資料を請求いただいた方に○○に関する最新情報メールを配信しております。
配信してもよろしいですか?
配信を希望する

のように、配信を希望しない場合、積極的にチェックを外す行動をしなければならなかったり、もしくは、
資料を請求いただいた方に○○に関する最新情報メールを配信しております。
配信してもよろしいですか?
配信を希望しない

のように、配信を希望しない場合、積極的にチェックを入れる行動をしなければならないような仕組み。

アンケートや送信フォームなどの最下部に、目立たないように設置され、わざわざユーザーがチェックを入れたり外したりしなければ、 「承諾した」 とみなされて、頼んでもいないメールが配信されてくる、というものです。

みなし承諾

ダイレクトメールを配信する立場として、間違えてはいけないのは、
「否定しない」 ことと 「承諾する、同意する」 ことは必ずしもイコールではない ということです。

一方、「事後オプトアウト」 とは、配信を受けたメールの解除のことを言います。

例えば、ある企業から商品を購入した後、定期的に情報メールを受信するようになったが、この企業ではあまり買い物することはないので、メールが届かないようにしたい、そのためには「配信停止」という意思表示を示さなければなりません。
この行動が事後オプトアウトになります。


このメールは、弊社の商品を購入してくださったお客様に配信しております。
配信を停止する場合は、下記のURLをクリックしてください。

http://www.*****.com/mailstop.cgi?xxxxxxxxxx.

こちらはユーザー自身に配信停止の手続きをするページへ行かせる、というものです。

いずれにしても、積極的に否定をしなかったので 「承諾」 としたり、以前の購入経験によってリレーションが成立してるという理由でメールを送信し、必要なければ解除の手続きを、というスタンスは、スパムまで行かなくとも、決して感じのよいものではありません。

ダイレクトメールを配信する際には、ユーザーの立場も考えましょう。



オプトインの有効期限
オプトインの有効期限

オプトインメールを送る際に気をつけることとして、まず、ユーザーから承諾を受けてから最低でも24時間以内にサンキューメール(確認メール)を送り、1週間以内に最初のメール配信を開始しましょう。

例えば、1年前にオプトインの承諾を得たユーザーに、1年間一切連絡をとっていなかったにもかかわらず、突然オプトインメールを送ったとしても、これはスパムを送られたと苦情が来ても仕方がありません。

確かに、ユーザーは1年前には承諾の意思表示をしたかもしれません。ですが、1年間前に興味があったものに関して、1年間全くリレーションが築かれていない状態で、変わらず興味を持ちつづけているとは限りません。そして、軽い興味で1年前に承諾した事実を、誰が覚えているでしょうか。
長い間連絡をとっていなかった場合は再オプトインの意識確認をしておきましょう。



最も怖いスパム化現象
最も怖いスパム現象・顧客がクレーマーになる危険性

オプトインまたはオプトアウトというリレーションが築かれてる間で送るメールが、ユーザーの中でスパム化する現象は、企業にとっては通常のスパムより怖く、そして深刻な問題です。

いくらオプトインしていても、規定上スパムではなくても、ユーザーがスパムだと言えば、ユーザーにとってはスパムなのです。

以前にショッピングをしたことがある、というだけで、一方的に情報メールを送り続けていると、このようにスパム化する確立が高くなるようです。

このような現象がなぜ怖いのか…
なぜなら、スパムは、全く無関係のユーザーに対して一方的に送りつけるいわゆる迷惑メール。はじめから関係などない赤の他人同士の問題です。
これに対し、このスパム化現象というのは、少なくても企業にとってユーザーは一顧客であるため、リレーションが築かれている間柄での問題であり、ユーザーが抱く企業へのイメージや信頼の崩壊に繋がってしまうからです。

これを防ぐためには、オプトインしていても、定期的に購読継続の再オプトインの意思確認をすることが重要です。



クレーマー対策
クレーマーの恐怖

スパムを受け取ったと言って、必要以上に苦情を申し立てる人達をクレーマーと言いますが、自分が送信したメールがスパムではないと力説しても、過剰反応するクレーマーには通用しません。そのためには、あらかじめ 「オプトイン/オプトアウトの知識」、「スパムの知識」 をしっかり身に付けておきましょう。
こちらが無知では、クレーマーには全く太刀打ちできません。

また、必ずメール内に「このメールは○○でメールの配信を希望すると答えた方に送っています。」という、送信の目的や送信の対象者、そのアドレスをどこで入手したかなどの明記はもちろんのこと、「このメールの配信を中止する場合はこちらから…」などと、オプトアウトの記述も必ずしておきましょう。

そして、自社サイト内に「プライバシーポリシー」(インターネット上のサービスにおいて、サービスの提供者が明らかにするサービスを受ける者の個人情報取り扱い方針のこと。メールアドレスや通信記録の管理方法などを明らかにする。)なども記載しておきましょう。

もし、クレーマーの対応などでお困りの方がいらっしゃいましたら、弊社サポートサービスに一度ご相談ください。正しいオプトインメールの書き方などもサポート致します。
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